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ブログ 予算会計を学ぶ 第1636回 「火曜日テーマ:『企業予算編成マニュアル』解説」


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本日のINDEX

1.「火曜日テーマ:『企業予算編成マニュアル』解説」

<曜日別配信内容>

月曜日:予算会計クイズ 
火曜日:『企業予算編成マニュアル』解説
水曜日:業績予想の修正理由一覧
木曜日:予算実務知識Q&A
金曜日:予算実務のポイント

2.編集後記  
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ほっと川柳

「 AIで
   不正防止と
     時間減!
 」


プロの棋士がAIに負ける時代に入っている。

もし、AIが公認会計士試験を受けたら
満点で合格するだろう。

従前の会計士監査は取引をサンプリングして
内容を検証し、財務諸表全体の適正性を類推してきた。

でも、AIが監査したら、全取引を100%検証し、
異常取引を確実に発見するだろう。

監査の質でいえば、圧倒的にAIが勝る。


また、従前の手作業の監査時間の100分の1
以下になるだろう。

・・・編集後記


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● 予算会計ブログ

第1章「予算編成の意義と着眼点」


● 編集後記

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● 予算会計ブログ 


【絶版】「企業予算編成マニュアル」(2000年発刊)
<共著>(清文社)NO.2第1章「予算編成の意義と着眼点」
P5・P6「2予算編成の着眼点」(その2)

 2000年発刊なので、陳腐化している部分についてはコメントを付し、
読み替えていただけるようにして行きたいと考えています。

 また、関連予算基礎データも同時に提供してゆきます。

 2000年発刊【絶版】「企業予算編成マニュアル」<共著>(清文社)
第1章「予算編成の意義と着眼点」P5・P6「2予算編成の着眼点」(その2)
について考察してゆきましょう。


「2予算編成の着眼点」(P5・P6)

 予算編成を有効に行う上で、留意すべき基本的視点は次の点である。

・・・略・・・(つづく)

4「当期に発生した問題点や課題が適切に次期予算に反映されていること」

 予算管理は、予算の編成、実績の集計、予算・実績の差異分析・調整といった
プロセスからなるが、次期予算編成へのフィードバックを通じて常に連続している
のである。
 たとえば、ある営業部門の当期売上高が予算達成できず、その原因が販売戦略で
あれば、次期予算編成においては新しい販売戦略を立案していくことが必要である。
 逆に予算設定そのものに無理があったとすれば、次期予算編成においては予算の
水準を下げる必要がある。

<コメント>

 予算・実績差異の原因分析する際には、その原因は下記の2通りで分析すべき
と考える。
(1) 予算設定の問題
(2) 実績の問題


5「各部門の予算は実情に応じ、公正に評価されること」

 たとえば、現状のまま推移した場合は次期市場成長率マイナス2%のA製品を
取り扱うA製品部門と、次期市場成長率8%のB製品を取り扱うB製品部門がある
としよう。
 B製品部門に次期売上高成長率10%の目標を設定することは妥当かもしれないが、
A製品部門に同様の目標を与えることは無理であり、予算としての意味を失うことに
なる。
 予算が甘いが厳しいか、いわゆる予算のタイトネスはどの水準が妥当かは一概に
言えないが、できるだ限りの努力を払って企業活動を行った場合の実績との差が
プラス・マイナス5%以内となることが望ましいと考える。

6「予算達成に対する従業員のやる気を促すための報奨制度があること」

 もし、予算を達成してもしなくても何も報われないとしたら、多くの従業員の
やる気、モチベーションは低下し、結果として予算は意味をなさなくなってしまう
であろう。
 予算という高いハードルを設定し、予算を達成した場合には人事評価、賞与等を
通じて個々人に還元されるという報奨制度の仕組みが必要である。


               ~つづく~



                                以 上


2.編集後記  


ほっと川柳

 AIで
   不正防止と
     時間減!
 」


プロの棋士がAIに負ける時代に入っている。

もし、AIが公認会計士試験を受けたら
満点で合格するだろう。

従前の会計士監査は取引をサンプリングして
内容を検証し、財務諸表全体の適正性を類推
してきた。

でも、AIが監査したら、全取引を100%検証し、
異常取引を確実に発見するだろう。

監査の質でいえば、圧倒的にAIが勝る。

また、従前の手作業の監査時間の100分の1
以下になるだろう。


金融商品取引法の目的は投資者保護である。

投資者保護は次の3つになる。

1.正確性

2.迅速性

3.公平性(インサイダー取引の禁止)
 注:適時開示につながる

投資者保護の観点からの投資家のメッセージは
「合理的なコストの範囲での正確性と迅速性を図れ」
ということだ。

投資者保護から見れば
完全に「AI監査」に軍配が上がるだろう。

3月決算の上場会社と監査法人の間の監査契約の価格交渉が始まる。

監査法人は監査時間の増加を理由に「監査時間数×報酬単価=監査報酬」を
要求する。

上場会社の社長は
「何故、毎年行っている監査時間が削減して行かないのか?」という思いから、
監査報酬の増加を阻止する様に指示を出すだろう。

でも、このすれ違いについて、
「会計士業界は常に謙虚であるべき」と考える。

世の中の多くの人は次のことに気づき始めている。

「監査は公認会計士の独占業務のままで良いのか?」

「実務経験のある人間を集めた監査法人を
 自由に作り、競争させた方が良いのではないか?」

会計士業界から見れば

「やっぱり会計士監査は意味あるし、
 そこに価値があるから、高い報酬を払うのは当然だよね!」
 と世の中の人が感じる様になるために何をすべきかを
考えるべきだろう。

その鍵は次の2つの命題を解決することだろう。

1.不正会計を100%発見すること

2.監査時間を10分1にすること

その手段は、「AIを最大限に利用した
少数精鋭の監査」だろう。

監査法人の1人当たりの売上高は大きく上がり、
会計士報酬も上がることになる。

上記の2つの命題を果たせるなら、
上場会社の社長も喜んで高い監査報酬を払うだろう。

そして、その他の会計士は、企業に入り、持続的成長を図るために
管理会計面から経営者を支える会計人になってゆくべきと考える。

これもまた、間接的な意味での「投資者保護」になるはずだ。



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プロフィール

公認会計士・税理士 児玉厚

Author:公認会計士・税理士 児玉厚
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はじめまして、児玉厚と申します。

私は、「予算会計」という新たな学問分野があっても良いのではないかと思っています。みなさんと一緒に、良い意味での「キャッチボール」をしながら、「予算会計」という分野を創っていければと思っています。


【自己紹介】
児 玉 厚(公認会計士・税理士)

<略歴> 

商社財務部の経理マン、
    監査法人の会計監査人、
         そして企業経営者に



昭和57年埼玉大学経済学部卒業。

神鋼商事㈱財務部、東陽監査法人を経て、
ゼロから起業を決意し、現在は、(株)スリー
・シー・コンサルティング
 代表取締役。


「決算報告エクスプレス・宝決算Ⅹプレス
(開示決算自動化システム)」<特許取得>

どれかひとつの立場に偏らず、全てを歩んできたからこそ見出すことができた「本質」を、みなさんにお伝えし、共有し、新しい時代における経理部の形、会計の世界を創造したいと真剣に考えています。


<主要著書>
『会社法決算書完全作成ガイド』
『開示決算ガイドブック』
『企業予算編成マニュアル』(清文社)
『有価証券報告書完全作成ガイド』(清文社)
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