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「誰でも、早く、正確に」作成できる理論が整っていない予算編成。予算編成に携わる全ての人に対して、新たな予算財務諸表の作成理論を提示し、そしてみなさんと一緒に、良い意味での「キャッチボール」をしながら、「予算会計」という分野を試行錯誤しながら、創っていければと思っています。

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20210308(月曜日)ブログ予算会計を学ぶ 第2234回 「月曜日テーマ:予算会計クイズ_Q95」


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本日のINDEX
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1.「月曜日テーマ:予算会計クイズ_Q95」

<曜日別配信内容>

月曜日:予算会計クイズ 
火曜日:『企業予算編成マニュアル』解説
水曜日:業績予想の修正理由一覧
木曜日:予算実務知識Q&A
金曜日:予算実務のポイント


ほっと川柳

「 キャッシュ・フロー
   アロケーションを
    開示せよ! 」


YAMAHAの2021年3月期第1四半期 決算説明会 質疑応答
において、アナリストからこんな質問が出ている。

Q11:キャッシュ・アロケーションの考え方について教えてください。


・・・編集後記・・・

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1.「月曜日テーマ:予算会計クイズ」
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予算会計力クイズ95(予算売上高の計算その77)

Q95次期売上高を計算しなさい。(百万円未満四捨五入)

製品 単位材料 歩留  材料投入 販売 期 首 期末
   投入量   率  可能量  単価 在 庫 在庫
   キログラム  %   キログラム  百万円   個  個
A (1)2 (2)99 (3) 5,000 ( 4) 5 (5) 10 (6) 5
B (7)3 (8)98 (9) 9,000 (10) 8 (11) 15 (12) 10
C  (13)4 (14)96 (15) 10,000 (16)10 (17) 20 (18) 15

59,780 60,010 61,615 63,153

【解説】
次期生産数量=材料投入可能量÷単位材料投入量×歩留率
次期出庫数量=次期販売数量
次期販売数量=次期期首在庫数量+次期生産数量-次期期末在庫数量
次期売上高=次期販売数量×次期販売単価
A製品次期生産数量=(3)5,000÷(1)2×(2)99%=(19)2,475個
A製品次期販売数量=(5)10個+(19)2,475個-(6)5個=(20)2,480個
A製品次期売上高=(20)2,480個×(4)5百万円=(21)12,400百万円
B製品次期生産数量=(9)9,000÷(7)3×(8)98%=(22)2,940個
B製品次期販売数量=(11)15個+(22)2,940個-(12)10個=(23)2,945個
B製品次期売上高=(23)2,945個×(10)8百万円=(24)23,560百万円
C製品次期生産数量=(15)10,000÷(13)4×(14)96%=(25)2,400個
C製品次期販売数量=(17)20個+(25)2,400個-(18)15個=(26)2,405個
C製品次期売上高=(26)2,405個×(16)10百万円=(27)24,050百万円
次期売上高=(21)12,400百万円+(24)23,560百万円+(27)24,050百万円
=60,010百万円

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編集後記
――――――――――――――――――――――――――――――――――


ほっと川柳

「 キャッシュ・フロー
   アロケーションを
    開示せよ! 」


YAMAHAの2021年3月期第1四半期 決算説明会 質疑応答
において、アナリストからこんな質問が出ている。

Q11:キャッシュ・アロケーションの考え方について教えてください。

この質問に対しての応えは下記の通り。

A11:在庫圧縮に加え、設備投資も極力抑えて、キャッシュフローを
悪化させないよう意識しています。ただし、安定配当の方針から配当は、
前年と同額の1株当たり年間66円を予想しています。


「キャッシュ・アロケーション(キャッシュフロー・アロケーション)」と何だ
ろうか?

キャッシュフローアロケーションは「営業キャッシュフロー+ Debt Capacity
(有利子負債)」を原資として、成長投資や株主還元に配分する方針を
指します。

企業価値は将来キャッシュ・フローの割引現在価額であり、この割引率が
資本コストになる。

株主資本コストを上回るROEや資本コスト(WACC)を上回るROICを
目標とする上場企業が増えている。

しかしながら、欠点が2つある。

投資家が求めているのはキャッシュリターンである。

欠点1:キャッシュリターンの意識が不足している。

欠点2:キャッシュフローに関する方針が不在となっている。

上記をリカバーする「財務フレームワーク」が必要となる。

<例:中期経営計画>

      財務フレームワーク

  キャッシュ・イン     キャッシュ・アウト

3年間営業CF累計   事業成長投資  35億円
    100億円     既存更新投資  15億円
            M&A投資    20億円
            配当金     20億円
            自己株式取得等 10億円


<参考資料>

キャッシュリターンを意識した財務フレームワーク - ROIC経営の死角に対応する -
2019.11.11

土屋 大輔
アドバイザリー本部 グローバル財務マネジメント/KPMGジャパン コーポレート
ガバナンスCoE ディレクター あずさ監査法人

https://home.kpmg/jp/ja/home/insights/2019/11/roic-debt-capacity-20191115.html


とても重要な内容かと思います。

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 →将来CF予測の厳格化・監査負担増

2つ目の津波:2021年4月1日からの新収益認識基準の強制適用 
→予算制度見直し・履行義務による損益予実のブレ

3つ目の津波:2022年4月4日より、東証の証券市場再編 
→中期経営計画PDCAの重要性

特に3つ目の東証再編は上場会社の運命を左右する大きな経営課題になります。
「持続的成長をどのように実現するか」のシナリオである中期経営計画のPDCAの状況を
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上場会社のメーカーの予算システム化の経験を参考に、
予算作成、予実管理、着地予想、月次CF予算・着地予想化について
解説・意見交換。
前提:財管不一致・二次フェーズでCF予算

第1回.お客様の要望
第2回.ゴールの形を決める
第3回.組織階層マスタ定義(その1)「集計組織」と「入力組織」
第4回. 組織階層マスタ定義(その2)予算組織の区分定義
第5回.コストセンターのプロフィットセンター化(その1)製造部門
第6回.コストセンターのプロフィットセンター化(その2)管理部門
   【論点】 社内サービス収益の決め方
   【考察】 残業削減との関係
第7回.組織変更の考察(その1)_下期期首より部門新設の場合 
第8回.組織変更の考察(その2)_下期期首より部門廃止の場合 
第9回 組織変更の考察(その3) 下期期首の事業範囲同一で
部門新設の場合
第10回 組織変更の考察(その4)
ケース4-1(事業範囲同一):単純並列型_部門統合
第11回 組織変更の考察(その5)
ケース4-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門統合
第12回 組織変更の考察(その6)
ケース4-3(事業範囲同一):組織横断型_部門統合
第13回 組織変更の考察(その7)
 ケース5-1(事業範囲同一):単純並列型_部門分割
第14回 組織変更の考察(その8)
 ケース5-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門分割
第15回 組織変更の考察(その9)
 ケース5-3(事業範囲同一):組織横断型_部門分割
第16回 組織変更の考察(その10)
ケース6(事業範囲同一)
:部門廃止による複数部門への継承
第17回 「 配賦仕訳と配賦調整組織の関係 」
第18回 「 組織階層マスタと連結予算の関係」
第19回「任意区分階層と予実管理の関係」
第20回予算入力画面研究1「卸売業(販売計画・購買計画)」
第21回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その1)」
第22回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その2)」
第23回予算入力画面研究3-1
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その1)」
第24回予算入力画面研究3-2
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その2)」
第25回 予算入力画面研究「システム開発業(工事進行基準)」
第26回 予算入力画面研究「システム開発業(完成・検収基準)」
第27回 予算入力画面研究「店舗型」
第28回予算入力画面研究「不動産賃貸事業」

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20210305(金曜日)ブログ 予算会計を学ぶ 第2233回 

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本日のINDEX
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1.「金曜日テーマ:予算実務のポイント」

<曜日別配信内容>

月曜日:予算会計クイズ 
火曜日:『企業予算編成マニュアル』解説
水曜日:業績予想の修正理由一覧
木曜日:予算実務知識Q&A
金曜日:予算実務のポイント

2.編集後記

ほっと川柳

「 目標は
   投資家との
     確約か  」


今日も決算説明会質疑の事例を見てみよう。


・・・編集後記・・・

――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.「金曜日テーマ:予算実務のポイント」
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第6話(その1)「 東証再編の影響とは(その1) 再編の理由と概要」


(登場人物)

田辺社長(2代目)

鈴木 経理部長

高橋 経理課長

鬼塚さん(ベテラン経理)

見田さん(新人経理)

会計士 児玉


田辺社長(2代目)

「  児玉さん、先日東証一部の社長している友人と昼食したんだけど
東証再編で大変なんだと嘆いていました。
東証再編って何ですか?     」

会計士 児玉

「   今、とてもトッピクスですね。
現在の東京証券取引所市場は東証一部(2178社)・東証二部(479社)・JASDAQ(702社)
・東証マザーズ(303社)の4つに区分されています。(社数は2020年12月4日現在)
2022年4月4日以降、プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の
3区分に再編されます。これが東証再編になります。  」

田辺社長(2代目)

「  何故、東証再編をするんですか? 」


会計士 児玉

「 一言でいうと、東証一部銘柄企業数が肥大化して
逆ピラミッド化してしまっている点を是正して、国際的な
投資対象区分としての適正化を図るということになります。


要因は、東証自らが1部上場のハードルを下げたことが指摘
されています。

かつては東証1部に直接上場するための時価総額要件は500億円でしたが、
2012年に250億円に引き下げました。さらに2部やマザーズに上場した企業が
内部昇格する道筋もあり、その場合には時価総額40億円で1部上場が可能
になったのです。

また、上場後に退出する企業が少ないという事情もあります。

時価総額基準では10億円あれば上場を続けられます。

その結果、東証1部に時価総額20兆円のトヨタ自動車と、20億円の企業が
混在しています。

また、市場第一部の銘柄の全てが TOPIX の対象になっており、いびつな
市場価格形成を是正する点も指摘されています。」

田辺社長(2代目)

「 東証再編になると、どんな影響があるんですか?」

会計士 児玉

「 持合い株式を除く流通株式総数×株価=流通株式時価総額が
  プライム市場、スタンダード市場及びグロース市場の上場基準・退出基準に
  なるという点が大きな特徴です。
  流通株式時価総額を引き上げてゆくために、下記の点が必要になります。

1. 株式持ち合いを解消し、流通株式数を増やす。
→安定株主構成が崩れてゆく
→重要な総会決議については機関投資家等の理解を得る努力が
 これまで以上に必要になります。

2. 機関投資家から投資対象となる様に対話促進を図る必要があります。

・ 持続的成長のシナリオである中期経営計画を合理的に作成し、
丁寧に説明してゆく。
・ 中期経営計画の進捗状況を適時にかつ丁寧に説明してゆく。

田辺社長(2代目)

「 じゃ~、機関投資家向けのIRがとても重要になるのか?」

会計士 児玉

「そうですね。今日はここまでにしましょう。
 続きは次回にしましょう。」

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2.「編集後記」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ほっと川柳

「 目標は
   投資家との
     確約か  」


今日も決算説明会質疑の事例を見てみよう。

2021年3月期第3四半期決算説明会 (決算ハイライト・質疑応答)

日時
2021年1月29日 (金) 17:30-18:30
場所
KDDIホール (東京都千代田区大手町)
登壇者
村本副社長、東海林副社長、森専務、吉村技術統括本部長、
最勝寺経営管理本部長、本郷IR室長 (司会)


紙幅の関係上、2問だけご紹介します。


Q 成長領域について。今期の4Qの計画を見るとライフデザイン領域・
  ビジネスセグメント利益がそれぞれYoYで減少する見え方。
  何か特殊要因が想定されているのか。またビジネスセグメントの
  今期の利益計画はYoYでほぼ横ばいである一方、ライフデザイン
  領域は利益も伸びている。来期に向けて成長のベースはそれぞれ
  加速するのか。

A ライフデザイン領域は3Qは計画を上回って進捗しているが、エネルギー事業は
12月で昨年対比マイナス40億円の影響があり、1月もマイナス影響が発生する。
ただし、ここ1週間は卸電力市場も落ち着いており、マイナス影響は連結業績
でカバーできると思っている。
金融・コマース分野などのエネルギー以外の事業は好調であり、来期についても
同じ。ご心配いただかなくて問題はない。
ビジネスセグメントについては、4Qの計画は引き続き成長ペースとしては底堅い。
来期以降のさらなる成長に向けて積極的な取り組みを進めたく、コストもかけた
いと思っている。
来期以降はコロナの影響でプラスになった部分は少しずつ勢いが減ってくると思
うが、一方でデジタル化や働き方を変える流れなど、世の中は変わってきたと思
う。
ニューノーマルな社会にKDDIのデジタルソリューションや通信のソリューションを
スピーディに出すことで成長していきたい。

なお4Qの利益は四半期ごとの利益構造としては少し沈むような実績。
春商戦や次年度の成長に向けたコスト投下を見込んでいる。
パーソナルについてはエネルギー事業が若干想定外のマイナス影響を受けている
ため、そこが4Qとして減益要因となる。
一方ビジネスセグメントは計画を上回る着地になると思っている。
来期に向けてしっかりやりながらも、連結全体としては対外公表を守る着地を
目指す。


Q 中計の目標であるコスト削減1,000億円について、中計期間が半分以上終
 わったが、現時点の進捗は1,000億円に対してどの程度実現できているのか?

A コスト削減 (効率化) 1,000億円の実現についてはほぼ実現の目途が立っており、
顕在化するのは大半が来期となる。

(以上)

かなり高度な、緊迫感のあるやり取りだ。

業績予想の達成と中期経営計画の達成は、投資家とのコミットメント(確約)
なんだな~と感じる。


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2021年3月18日開催
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3つの開示の津波が来ています。

1つ目の津波:2021年3月決算から適用される監査報告書のKAM
 →将来CF予測の厳格化・監査負担増

2つ目の津波:2021年4月1日からの新収益認識基準の強制適用 
→予算制度見直し・履行義務による損益予実のブレ

3つ目の津波:2022年4月4日より、東証の証券市場再編 
→中期経営計画PDCAの重要性

特に3つ目の東証再編は上場会社の運命を左右する大きな経営課題になります。
「持続的成長をどのように実現するか」のシナリオである中期経営計画のPDCAの状況を
丁寧かつ合理的に投資家に説明することが不可欠になります。 特に、グロース
市場を選択する場合には、「事業計画及び成長可能性に関する事項」の毎期の開
示が求められています。
(参考:新市場区分の概要等について 2020年2月21日株式会社東京証券取引所)

そこで、持続的成長を合理的に説明している中期経営計画と決算説明の事例研究セミナーを
開催します。

また、EXCEL実務では計画の正確性と迅速性に対応できません。
この問題を解決する日本初の予算を会計システム化する「予算会計エクスプレス」の運用デモも
ご覧いただきます。

とても難しい予算制度の構築は、実績会計を理解している会計人しか出来ません。
新たな会計人の領域として「予算制度構築(経営コンサルティング)」があると考えています。
そこで、会計を予算まで拡張したシステム「予算会計エクスプレス」を開発しました。

【特許取得】予算会計エクスプレスの概要説明
https://www.3cc.co.jp/user/files/bex01.pdf

■日程: 2021年3月18日(木) 14:30~17:10

■対象: IPO及び上場会社並びに非上場会社の経営企画担当者様

■参加費: 無料

■定員: 50名

■会場: ZOOMにて開催いたします。
(セミナー前日までにセミナー受講招待メールが届きます。)

セミナー概要
http://www.3cc.co.jp/seminar/top.php


■お問い合わせ先 : 株式会社スリー・シー・コンサルティング
営業部 セミナー担当  E-mail:seminar@3cc.co.jp



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【概要】
上場会社のメーカーの予算システム化の経験を参考に、
予算作成、予実管理、着地予想、月次CF予算・着地予想化について
解説・意見交換。
前提:財管不一致・二次フェーズでCF予算

第1回.お客様の要望
第2回.ゴールの形を決める
第3回.組織階層マスタ定義(その1)「集計組織」と「入力組織」
第4回. 組織階層マスタ定義(その2)予算組織の区分定義
第5回.コストセンターのプロフィットセンター化(その1)製造部門
第6回.コストセンターのプロフィットセンター化(その2)管理部門
   【論点】 社内サービス収益の決め方
   【考察】 残業削減との関係
第7回.組織変更の考察(その1)_下期期首より部門新設の場合 
第8回.組織変更の考察(その2)_下期期首より部門廃止の場合 
第9回 組織変更の考察(その3) 下期期首の事業範囲同一で
部門新設の場合
第10回 組織変更の考察(その4)
ケース4-1(事業範囲同一):単純並列型_部門統合
第11回 組織変更の考察(その5)
ケース4-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門統合
第12回 組織変更の考察(その6)
ケース4-3(事業範囲同一):組織横断型_部門統合
第13回 組織変更の考察(その7)
 ケース5-1(事業範囲同一):単純並列型_部門分割
第14回 組織変更の考察(その8)
 ケース5-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門分割
第15回 組織変更の考察(その9)
 ケース5-3(事業範囲同一):組織横断型_部門分割
第16回 組織変更の考察(その10)
ケース6(事業範囲同一)
:部門廃止による複数部門への継承
第17回 「 配賦仕訳と配賦調整組織の関係 」
第18回 「 組織階層マスタと連結予算の関係」
第19回「任意区分階層と予実管理の関係」
第20回予算入力画面研究1「卸売業(販売計画・購買計画)」
第21回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その1)」
第22回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その2)」
第23回予算入力画面研究3-1
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その1)」
第24回予算入力画面研究3-2
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その2)」


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20210304(木曜日)ブログ 予算会計を学ぶ 第2232回


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本日のINDEX
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1.「木曜日テーマ:予算実務のポイント」

<曜日別配信内容>

月曜日:予算会計クイズ 
火曜日:『企業予算編成マニュアル』解説
水曜日:業績予想の修正理由一覧
木曜日:予算実務知識Q&A:「予算会計学」
金曜日:予算実務のポイント


2.編集後記  

ほっと川柳

「 投資家の
   質問対応
    高度化へ  」


最近、決算説明会資料を分析している。

前期実績比較分析の他に業績予想と実績比較の分析も多くなっている。

もちろん、機関投資家からの質問もかなり鋭い。

以下事例をご紹介しましょう。

・・・編集後記につづく

――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.「木曜日テーマ:予算実務Q&A:予算会計学NO.60」
――――――――――――――――――――――――――――――――――


「予算会計学」の今までの目次構成は下記の通りです。


目次

<予算会計学NO.1>次年度損益計画作成→予算仕訳(会計数値)
<予算会計学NO.2>(月次資金計画書の考察)
<予算会計学NO.3>(実績会計学と予算会計学の差異)
<予算会計学NO.4>(予算会計学の特徴:シミュレーション機能)
<予算会計学NO.5>(予算会計学の特徴:売上計画式その1)
<予算会計学NO.6>(予算会計学の特徴:売上計画式その2)
<予算会計学NO.7>(予算会計学の特徴:売上計画式その3)
<予算会計学NO.8>(予算会計学の特徴:売上計画式その4)
<予算会計学NO.9>(売上高予算の特徴)
<予算会計学NO.10>(予算業務全体設計の方法:その1:予算組織区分)
<予算会計学NO.11>(予算業務全体設計の方法:その2:科目マスタ設計)
<予算会計学NO.12>(予算業務全体設計の方法:その3:区分マスタ設計)
<予算会計学NO.13>
(予算業務全体設計の方法:その4:連結科目マスタ&セグメントマスタ設計)
<予算会計学NO.14>
(予算業務全体設計の方法:その5:間接費の配賦モデル・社内取引モデル設計)
<予算会計学NO.15>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その1))
<予算会計学NO.16>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その2))
<予算会計学NO.17>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その3:受注高))
<予算会計学NO.18>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その4:在庫数量))
<予算会計学NO.19>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その5:人員数))
<予算会計学NO.20>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その6:PL型KPIとBS型KPI))
<予算会計学NO.21>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その7:洗替型KPI))
<予算会計学NO.22>(KPI数値:非会計数値の仕訳化(その8:株式数・払出単価関係))
<予算会計学NO.23>(人件費計画の考察)
<予算会計学NO.24>(残業時間と残業手当の考察)
<予算会計学NO.25>(照合勘定の考察)
<予算会計学NO.25>(差異原因を元帳で管理する方法)
<予算会計学NO.27>(着地予想修正理由を元帳で管理する方法)
<予算会計学NO.28>(プロジェクト別予算損益管理)
<予算会計学NO.29>(間接経費の配賦仕訳)
<予算会計学NO.30>(予算仕訳化と消費税の取り扱い)
<予算会計学NO.31>(コストセンターをプロフィットセンター化した場合の社内取引)
<予算会計学NO.31-2>
          (コストセンターをプロフィットセンター化した場合の社内取引その2)
<予算会計学NO.32>
    (職能的組織でコストセンターをプロフィットセンター化した場合から
事業部制に移行した場合)
<予算会計学NO.33>
      (「事業部制&管理部(プロフィットセンター)からホールディングス制に
移行した場合)
<予算会計学NO.34>(予実比較PL&BS:売上高・売掛金の考察)
<予算会計学NO.35>(予実比較PL&BS:売上高・売掛金の考察その1:BS繰越差額)
<予算会計学NO.36>組織階層マスタ定義(その1)集計組織と入力組織
<予算会計学NO.37>組織階層マスタ定義(その2)予算組織の区分定義
<予算会計学NO.38>配賦予算仕訳と配賦組織の関係
<予算会計学NO.39>社内取引予算仕訳と社内調整組織の関係
<予算会計学NO.40>連結組織階層組織と連結予算の関係
<予算会計学NO.41>組織変更その1(合併又は事業譲受けによる部門新設)
<予算会計学NO.42>組織変更その2(事業譲渡による部門消滅)
<予算会計学NO.43>組織変更その3(部門新設)
<予算会計学NO.44>組織変更その4-1ケース4-1(事業範囲同一):単純並列型_部門統合
<予算会計学NO.45>組織変更その4-3(事業範囲同一):組織横断型_部門統合
<予算会計学NO.46>組織変更その5-1:単純並列型_部門分割
次期下期より、営業1課を東京営業課と大阪営業課に分割する場合
<予算会計学NO.47>組織変更その5-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門分割
営業部 営業1課について営業第1課の下位組織にパッケージAグループと
パッケージBグループを設ける場合
<予算会計学NO.48>組織変更その5-3(事業範囲同一):組織横断型_部門分割
        次期下期より、営業部営業1課を(組織名変更)東京営業部営業1課と
        (新設)大阪営業部営業1課に分割する場合
<予算会計学NO.49>組織変更その6(事業範囲同一):部門廃止による複数部門への継承
<予算会計学NO.50>任意区分階層と予実比較
<予算会計学NO.51>予算入力画面研究1「卸売業(営業部)」
<予算会計学NO.52>予算入力画面研究1「卸売業(購買部)」
<予算会計学NO.53>予算入力画面研究「製造業(販売計画→生産計画)」
<予算会計学NO.54>予算入力画面研究「製造業(販売計画→生産計画→製造費用予算)」
<予算会計学NO.55>予算入力画面研究「システム開発業(工事進行基準)」
<予算会計学NO.56>予算入力画面研究「システム開発業(完成・検収基準)」
<予算会計学NO.57>予算入力画面研究「店舗型」
<予算会計学NO.58〉予算入力画面研究「ICT販売・サービス型」

(今回)
<予算会計学NO.60>財管不一致の場合の対応

財務会計は、法令で要請される、株主、債権者、投資家、税務署等への外部報告用
の財務諸表を作成することを目的としている。また、監査を受ける必要がある。

財務諸表例
:全社財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書・株主
資本等変動計算書)
標準システム
:会計システム


一方、管理会計は経営者が経営意思決定をするために財務諸表を作成することを目的
としている。
例:製品別売上高一覧・製品別粗利益一覧など
標準システム
:販売システム・在庫管理システム・生産システム・人事システムなど

【財管一致の場合】
ERPシステムを導入している場合は、財務会計の財務諸表数値と管理会計の財務諸表数値が一致する。例えば、財務会計の部門別売上合計と管理会計の製品別売上合計は一致する。

部 門  4月売上高   A製品  B製品  C製品
営業第1課   500     250    150   100
営業第2課   300     180     80    40
営業第3課   200     100     70    30
合   計  1,000     530    300   170

【財管不一致の場合】
ほとんどの会社は、財務会計の財務諸表数値と管理会計の財務諸表数値が不一致
になるケースが多い。

会計システムでは部門別売上高は出力できても、製品別売上高は出力できない。
製品別売上高は販売システムで管理しているが、製品別売上高合計は会計システム
の部門別売上高合計と近い数値だが、不一致になっている。

会計システムの部門別売上実績

4月売上高
営業1課  500
営業2課  300
営業3課  200
合 計 1,000・・・(1)

販売システムの製品別売上実績

4月売上高
A製品   529
B製品   295
C製品   168
合 計  992・・・(2)

と(2)は不一致。
差額は(1)1,000-(2)992=(3)8。

この場合、予実比較の実績は監査を受ける財務会計の(1)を
使って、部門別予実比較が行われる。
部門別の業績評価が行われる点も理由の一つである。

でも、経営者から見ると、部門別予実差異分析をしても
どう改善の意思決定をすればよいかわからない。

例えば、A製品は予算比110%で推移し、B製品が
予算比85%の未達が続いているとした場合
各営業部門へA製品拡販に重点シフトし、B製品の
未達をリカバーする様にという意思決定ができる。

従って、部門別実績と製品別実績の両方で予実比較できる
ようにすべきである。

その場合には2つの方法がある。
[方法1]

部門別実績を部門別製品別実績に振替仕訳を起こして予算システムに
取り込む方法

差額は諸口とする。

4/30 売上高 営業1課 500
     / 売上高 営業1課 A製品 249
       売上高 営業1課 B製品 148
       売上高 営業1課 C製品  99
       売上高 営業1課 諸口   4

4/30 売上高 営業2課 300
     / 売上高 営業2課 A製品 180
       売上高 営業2課 B製品  79
       売上高 営業2課 C製品  39
       売上高 営業2課 諸口   2

4/30 売上高 営業3課 200
     / 売上高 営業3課 A製品 100
       売上高 営業3課 B製品  68
       売上高 営業3課 C製品  30
       売上高 営業3課 諸口   2


【財管不一致の場合の予実管理】

区              4   月
分  項  目   予 算  実 績  差 異

部  営業1課    510   500   △10
門  営業2課    295   300   + 5
別  営業3課    215   200   △15
予  
実  営業部計   1,020   1,000   △20


製 A製品      530  529     △1
品 B製品      300  295 △5
別 C製品      190 168     △22
予 諸口        -    8     △ 8
実 製品合計     1,020 1,000 △20


[方法2]

予算システムに2つの実績領域(実績1と実績2)を持ち、
会計システムの部門別実績を実績1の領域に取り込む。
販売システムの製品別実績を実績2の領域に取り込む。

部門別予実を行う場合は、次期予算と実績1を比較して
出力する。

区              4   月
分  項  目   予 算  実 績  差 異

部  営業1課    510   500   △10
門  営業2課    295   300   + 5
別  営業3課    215   200   △15
予  
実  営業部計   1,020   1,000   △20

製品別予実を行う場合は、次期予算と実績2を比較して
出力する。

区              4   月
分  項  目   予 算  実 績  差 異

製 A製品      530  529     △1
品 B製品      300  295 △5
別 C製品      190 168     △22
予 
実 製品合計     1,020  992 △28


                      以 上

つづく

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.「編集後記」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ほっと川柳

「 投資家の
  質問対応
    高度化へ  」


最近、決算説明会資料を分析している。

前期実績比較分析の他に業績予想と実績比較の分析も多くなっている。

もちろん、機関投資家からの質問もかなり鋭い。

以下事例をご紹介しましょう。


株式会社ユナイテッドアローズ 2021 年3月期第3四半期 決算説明会 質疑応答集

この質疑応答集はマスコミ向け、アナリスト・機関投資家向け決算説明会にて、ご出席の皆様からい
ただいた主なご質問をまとめたものです。理解促進のために一部内容の加筆修正を行っております。

●2021 年3月期 業績について
Q. 第3四半期までの対計画の進捗状況を知りたい。
A. 売上、売上総利益は計画よりも若干弱めでしたが、利益は計画をやや上回っています。4Q に 2020
年春夏商品の在庫評価減を売上原価に計上する予定のため、通期予想は据え置いています。

Q. 第3四半期までの販管費について、Q 別に傾向の違いはあるか?

A. 1Q は緊急事態宣言による店舗休業の影響で賃借料が大きく減、2Q は冬季賞与の減による人件
費の減、3Q は宣伝販促費の抑制による減が主な要因です。

Q. 売上総利益率の悪化幅を低減できている背景は?
A. 実店舗の休業もあり、2020 年春夏は早い段階からセールを開始して消化を促進する必要がありま
したが、2020 年秋冬は在庫調達を抑えているため、ある程度セールをコントロールした影響が大きく
出ています。

Q. 感染拡大で 1 月が弱かったが、秋冬在庫の過剰感はあるか?
A. 緊急事態宣言再発令の影響が実店舗売上に出ていますが、2020 年秋冬在庫の過剰感はあまりな
く、来期アウトレットで消化できる水準です。今後の感染増減や消費マインドの変化にもよりますが、
2021 年春夏商品も在庫は抑制しており、残在庫が大きな問題になる可能性は低いと考えています。

Q. 通期の退店数は期初計画から大きく変わっているか?
A. ほぼ期初計画の水準です。中期経営計画に記した 10%程度の退店に当期退店分は含まれてお
り、来期以降も退店が発生する見込みです。

●商品政策の変更について

Q. エントリープライスの追加で、新たにどういうお客様を獲得するのか?

A. 獲得するお客様層はマーケットにより異なりますが、主にカジュアル品の導入によって若年層を取り
込んでいきたいと考えています。オリジナル企画商品の中でもシーズントレンド性の強いものを中心
に、ネット通販中心に取り扱う予定です。



●ユナイテッドアローズ オンラインストア リニューアルの開発状況について

Q. ユナイテッドアローズ オンラインストアのリニューアルについて、リニューアル後の
機能追加などは機動的に行えるのか?

A. OMO の基本機能は初期段階から備えており、店舗や物流センターの業務オペレーションの
  整備を進めながら、段階的にサービスを追加していく予定です。今回のリニューアルの
目的の一つに自分達が主導的かつ機動的に開発を行えることも含まれており、リニュー
アル後も継続的な開発で機能追加を行う方針です。

Q. 自社でオペレーションすることにより、運営コストは現在の手数料率よりも低く収まる
のか?

A. 保守的なシミュレーションをした上でも運営コストは現在よりも低減できる見込みです。
サーズサービスを活用しているものの、カスタマイズ等である程度の投資コストがかか
っていますが、3 年以内で回収できる見込みです。

●在庫改善プロジェクトについて

Q. プロジェクトの目標値に売上総利益率 50%を出しているが、これは過去普通に達成して
いた水準。なぜ 50%に設定したのか。

A. 今回出した目標値は現行の中期経営計画の最終年度の売上総利益率に準じたものです。
長期的にはもっと高い水準を目指したいと考えていますが、まずはコロナ禍前の水準に
戻すのが目標です。
 高すぎる目標値を掲げると、必要以上の在庫の絞り込み、原価率の設定などで無理をして
しまう危険性もあり、一旦ここを目標に置き、その後さらなる改善を目指します。

Q. このプロジェクトを通じて、2021 年春夏、秋冬はどの程度の在庫水準になる見通しか?

A. 社内ではコロナ禍前の 2019 年春夏、秋冬との比較で検討しており、春夏は概ね 85~90%
程度、秋冬は計画策定中ですが 90%以下を目指していく予定です。

●サステナビリティの取り組みについて

Q. 非財務目標の検討にあたり、財務的な影響が出てくるときにどのような考え方をとるのか?

A. 販売備品等で環境配慮素材の使用がコスト増につながるものもありますが、
備品の種類やサイズ の統一などによるコスト低減策と並行して検討しています。
サステナビリティの取り組みはマーケットによってお客様から求められるものが
異なると考えており、各事業の特性に応じた取り組みを進める方針です。

以 上

結構鋭い質問ですよね。計画に対する進捗や見通しの質問が多いですよね、

業績予想の精度向上は最重要経営課題になるでしょう。


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3つの開示の津波が来ています。

1つ目の津波:2021年3月決算から適用される監査報告書のKAM
 →将来CF予測の厳格化・監査負担増

2つ目の津波:2021年4月1日からの新収益認識基準の強制適用 
→予算制度見直し・履行義務による損益予実のブレ

3つ目の津波:2022年4月4日より、東証の証券市場再編 
→中期経営計画PDCAの重要性

特に3つ目の東証再編は上場会社の運命を左右する大きな経営課題になります。
「持続的成長をどのように実現するか」のシナリオである中期経営計画のPDCAの状況を
丁寧かつ合理的に投資家に説明することが不可欠になります。 特に、グロース
市場を選択する場合には、「事業計画及び成長可能性に関する事項」の毎期の開
示が求められています。
(参考:新市場区分の概要等について 2020年2月21日株式会社東京証券取引所)

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予算会計を学ぶを開設しました。
https://m.facebook.com/groups/1153036438382041?ref=bookmarks

【概要】
上場会社のメーカーの予算システム化の経験を参考に、
予算作成、予実管理、着地予想、月次CF予算・着地予想化について
解説・意見交換。
前提:財管不一致・二次フェーズでCF予算

第1回.お客様の要望
第2回.ゴールの形を決める
第3回.組織階層マスタ定義(その1)「集計組織」と「入力組織」
第4回. 組織階層マスタ定義(その2)予算組織の区分定義
第5回.コストセンターのプロフィットセンター化(その1)製造部門
第6回.コストセンターのプロフィットセンター化(その2)管理部門
   【論点】 社内サービス収益の決め方
   【考察】 残業削減との関係
第7回.組織変更の考察(その1)_下期期首より部門新設の場合 
第8回.組織変更の考察(その2)_下期期首より部門廃止の場合 
第9回 組織変更の考察(その3) 下期期首の事業範囲同一で
部門新設の場合
第10回 組織変更の考察(その4)
ケース4-1(事業範囲同一):単純並列型_部門統合
第11回 組織変更の考察(その5)
ケース4-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門統合
第12回 組織変更の考察(その6)
ケース4-3(事業範囲同一):組織横断型_部門統合
第13回 組織変更の考察(その7)
 ケース5-1(事業範囲同一):単純並列型_部門分割
第14回 組織変更の考察(その8)
 ケース5-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門分割
第15回 組織変更の考察(その9)
 ケース5-3(事業範囲同一):組織横断型_部門分割
第16回 組織変更の考察(その10)
ケース6(事業範囲同一)
:部門廃止による複数部門への継承
第17回 「 配賦仕訳と配賦調整組織の関係 」
第18回 「 組織階層マスタと連結予算の関係」
第19回「任意区分階層と予実管理の関係」
第20回予算入力画面研究1「卸売業(販売計画・購買計画)」
第21回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その1)」
第22回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その2)」
第23回予算入力画面研究3-1
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その1)」
第24回予算入力画面研究3-2
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その2)」


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ブログ 予算会計を学ぶ  第2231回 「水曜日テーマ:業績予想修正一覧409」


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本日のINDEX
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1.本日のテーマ「業績予想修正一覧NO.409」

2.編集後記  

ほっと川柳

「監査KAM
 将来キャッシュ・フロー
  どう作る?」
 

2021年3月決算から監査報告書に「監査上の主要な検討事項」(監査KAM)の
開示がスタートする。そのテーマは見積監査に関する記載が中心になる
と言われている。

最近、監査KAMの早期適用事例を調べている。

一例を紹介しよう。

・・・編集後記


――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.「水曜日テーマ:業績予想修正一覧NO.409」
――――――――――――――――――――――――――――――――――

「業績予想修正理由一覧NO.409」(累計4,090社)

1.建設業<東マ・福Q>(6月決算)
[取締役管理部長]
(第2Q業績予想修正)

・前回公表時点での予定引渡物件が順調に進捗しいること(+)
・徹底的な原価コスト削減により粗利率が改善したこと(+)
・デジタル集客が好調でCPA(集客コスト)が大幅に改善し販管費が抑えられたこと等(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。



2.サービス業<東一>(3月決算)
[上席執行役員 経営企画本部長]

(通期業績予想修正)

・当社グループ中核事業の製造系人材サービスにつきましては、顧客メーカーにおける生産
活動再開のもと、製造スタッフの稼働が上昇することで、一人当たり売上高が改善するなど
の回復が前回予想時より更に鮮明なものとなっていること(+)

・自動車関連においては、国内外の需要回復により稼働調整が改善され、一部の顧客メーカー
では増産・増員に転じていること(+)

・電子デバイス関連においては、5Gや働き方の変化によるIT需要が底堅く推移し、同様に
一部の顧客メーカーでは増産・増員に転じるなど、外部人材活用ニーズの回復が当初の
予定より更に早まり、在籍の増加及び一人当たり売上高の増加が見えつつあること(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。


3.サービス業<名二>(3月決算)
[常務執行役員コーポレート本部長]
(通期業績予想修正)

・2021年3月期第3四半期累計期間においては、期初から新型コロナウイルス感染症拡大の
影響により受託ホテルや指定管理者物件の休業、著しい稼働低下及び企業の設備投資控え
によるリニューアル工事の激減により売上面は軟調な推移となったこと(-)

・利益面につきましては、下記要因より利益逸失を防いできたこと

・低採算物件からの早期撤退を機動的に実施したこと(+)
・感染症によりオフィス環境の意識は美観から衛生へと変化する中で、抗菌・防菌
・消毒といった随時売上を着実に獲得したこと(+)
・前述の受託ホテルの休業・休館により発生した休業手当・特別有給休暇などに対して
活用した雇用調整助成金において、助成金154百万円とその対象となる労務費の一部
157百万円の差額を特別損失へ振替えたこと(+)
・Go To キャンペーン期間においてホテルが活況を呈したことなどが挙げられます。
なお新サービス・新商材の研究開発費用の上期見込み分を感染症の影響により留保した
こと及び東京オフィス移転など(+)

・下期に予定していた販売費及び一般管理費の出費を考慮し、第2四半期決算において
すでに超過していた利益予想は一時的なものと判断していましたが、上記要因による
利益面への寄与度が想定以上のものになったこと(+)

・特別損失として計上した新型コロナウイルス感染症による損失(上記特別損失の差額)や
東京オフィス移転費用に伴う減損損失を吸収し、親会社株主に帰属する当期純利益は
1,256.0%と当初予想を大幅に上回る見込みとなったこと(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。

<コメント>

理由コメントはマイナス理由になっており、売上高上方修正と結びついていない。


4.情報通信業<東一>(3月決算)
[取締役執行役員経営企画管理本部長]

(通期業績予想修正)

・売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う案件の延期や凍結等が
あった一方、サブスクリプション型売上の伸長や期間限定ライセンスが計画を上回る
こと(+)

・売上高の伸長要因に加え、作業の内製化による外注費の削減、顧客動向変化に伴う
旅費交通費や出張転勤費の未消化、計画していたイベントの延期等による広告宣伝費の
未消化等(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。


5.鉄鋼<東一>(12月決算)
[常務取締役]

(通期業績予想修正)

・コロナ禍により経済活動が低調に推移したことから、廃棄物や金属スクラップの取扱数量が
減少するとともに、上半期には取引価格が急落したこと(-)

・金属スクラップ価格は第4四半期(2020年10月~12月)に入って急速に回復しましたが、
年間平均価格は前年比約10%減となり、上半期の落ち込みを取り戻すには至らなかった
こと(-)

・第4四半期中に完工を予定していた大型工事案件が一部延期となったこと(-)

上記より、売上高及び営業利益下方修正。

・緊急事態宣言解除後は営業活動に注力し、また徹底した費用削減を実施したこと(+)

上記より、経常利益は不変、親会社に帰属する当期純利益上方修正。


6. ガラス・土石製品<東一>(3月決算)
[取締役管理部長]

(通期業績予想修正)

・第2四半期終了時点において新型コロナウイルスの感染拡大により縮小した市場が
回復基調にあったため、2020年10月22日に上方修正したこと(±)

・ベントナイト事業の鋳物関係において国内自動車用途向け需要の回復ペースが想定より
速かったこと(+)

・土木建築関係において復興関連の需要が想定より高まったこと等(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。


7.輸送用機器<東一>(3月決算)
[管理本部長]

(通期業績予想修正)

・主としてエンジン部品事業で当社及びタイ子会社の売上高が増加し、それに伴い営業利益が
良化する見通しであること(+)

・営業利益の良化及び為替差益等(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。


8.サービス業<東一>(12月決算)
[代表取締役社長]

(通期業績予想修正)

・2020 年7月31 日公表の通期の見通しにおいて、新型コロナウイルス感染症の影響が
短期では終息しないと推測し、「BtoB-PF FOOD 事業」の「BtoB-PF 受発注」を利用する
飲食店等の食材仕入高が前年同期比で継続的に減少するものと見込んでおりましたが、
第3四半期に入り当社にて想定していた水準を上回って推移したため、その取引先で
ある食品卸等の売り手(従量制の料金体系を選択)企業からのシステム使用料等の売上高が
増加し、前回予想を上回る見込みであること(+)

・売上原価(データセンター費及びソフトウエア償却費)及び販売費及び一般管理費
(国内出張の自粛による旅費交通費等)が減少したこと(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。


9.電気機器<東一・名一>(月決算)
[常務取締役 経営管理イニシアティブトップマネジメント]

(第2Q業績予想修正)

・2021 年3 月期第3 四半期の業績予想につきましては、主に全地域における自動車用途
向け及び欧米地域における代理店向けの販売が想定より好調に推移したこと等(+)

上記より、売上高及び各利益上方修正。


10.小売業<東一>(12月決算)
[取締役 コーポレート本部長]

(通期業績予想修正)

・通信販売事業における12 月の販促施策の奏功、気温の急激な冷え込みやコロナウイルス
感染症の再拡大に伴う消費行動変化に対応した商品提案による需要獲得、並びにブライダル
事業におけるコロナ感染防止策の徹底などの「with コロナ」を前提とした取り組み等により、
挙式の中止や延期が想定数を下回ったこと(+)

上記より、売上高上方修正。

・通信販売事業における販促効率の改善や固定費の削減(+)
・ブライダル事業における広告宣伝費・販売促進費をはじめとした販売費及び一般管理費
の効率化・削減など(+)
・税効果会計の適用等(+)

上記より、各損失は縮小。


予算会計メルマガ読者は4,090社の業績予想修正理由一覧(EXCELデータ)を
ダウンロードできます。


      ~つづく~

                     以 上

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

2.「編集後記」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――


ほっと川柳

「監査KAM
 将来キャッシュ・フロー
  どう作る?」
 

2021年3月決算から監査報告書に「監査上の主要な検討事項」(監査KAM)の
開示がスタートする。そのテーマは見積監査に関する記載が中心になる
と言われている。

最近、監査KAMの早期適用事例を調べている。

一例を紹介しよう。


日本酸素ホールディングス株式会社
有報(2020/03/31) /監査報告書≫当期連結財務諸表に対する監査報告書

EY新日本有限責任監査法人

独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書より抜粋


監査上の主要な検討事項
 監査上の主要な検討事項とは、当連結会計年度の連結財務諸表の監査において、
監査人が職業的専門家として特に重要であると判断した事項である。
監査上の主要な検討事項は、連結財務諸表全体に対する監査の実施過程及び監査
意見の形成において対応した事項であり、当監査法人は、当該事項に対して個別
に意見を表明するものではない。

のれんの評価

監査上の主要な検討事項の内容及び決定理由

連結財務諸表注記11.に記載されているとおり、会社は、2020年3月31日現在、
のれん及び耐用年数の確定できない無形資産を420,188百万円計上しており、そ
のうち、Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.に係るのれんの残高は287,310百万
円であり、総資産の16.4%を占める。
また、連結財務諸表注記11.に、のれんの減損テストで用いた仮定を開示してい
る。

 会社は、減損テストを実施するに当たり、のれんを含む資金生成単位における
回収可能価額を使用価値により測定している。

使用価値は、見積将来キャッシュ・フローの割引現在価値として算定しており、
将来キャッシュ・フローは、経営者によって承認された5ヵ年の将来キャッシュ
・フロー予測を基礎とし、5年後以降は、将来の不確実性を考慮した成長率を
使用して見積もっている。

 使用価値の見積りにおける重要な仮定は、5ヵ年の将来キャッシュ・フローの
見積り、5年後以降の成長率及び割引率である。

また、5ヵ年の将来キャッシュ・フローの見積りは、主として売上収益の拡大に
影響を受ける。

 のれんの減損テストは複雑であり、5ヵ年の将来キャッシュ・フロー及び5年
後以降の成長率並びに割引率の見積りについては不確実性を伴い、
経営者の判断が必要である。

 さらに、当該のれんの減損テストの監査は、複雑かつ職業的専門家としての判
断を要するものとなることから、当監査法人は当該事項を監査上の主要な検討事
項に該当するものと判断した。


監査上の対応

当監査法人は、会社が実施したのれんの減損テストを検討するに当たり、主として
以下の監査手続を実施した。

・当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家を関与させ、使用価値の算定に
 おける評価方法を検証した。

・5ヵ年の将来キャッシュ・フローについては、経営者によって承認された5ヵ年の
 将来キャッシュ・フロー予測との整合性を検証した。

さらに、同期間における売上収益成長率について、利用可能な外部データを用いた
当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家による見積りと比較した。

・5年後以降の成長率及び割引率について、利用可能な外部データを用いた
 当監査法人のネットワーク・ファームの評価専門家による見積りと比較した。

・5年後以降の成長率及び割引率のそれぞれについて監査人独自の感応度分析を実施し、
 経営者が実施した感応度分析との比較を行った。

・5ヵ年の売上収益成長率及び5年後以降の成長率並びに割引率の検討にあたっては、
 利用可能な外部データ及び経営者が収集した主要顧客に関する情報等を用いて、
 新型コロナウイルス感染症の深刻度や収束時期に関する経営者の仮定を評価した。

                      (以上)


確かに監査上の重要ポイントがわかる。

会社は5年間の将来キャッシュ・フローをどのように作るのだろうか?
ルールが必要になる。

毎期、実績のキャッシュ・フローに基づく見直しの5年間の将来キャッシュ・フロー
をどのように作るのだろうか?
ルールが必要になる。

月次のキャッシュ・フロー予算はどのように作るのだろうか?
ルールが必要になる。

どのように月次のキャッシュ・フロー予実比較・分析し、予算の精度向上を図っ
ているのだろうか?
ルールが必要になる。

また、月次の着地予想キャッシュ・フローをどのように作るのだろうか?
ルールが必要になる。

監査法人は、ルールの妥当性、上記プロセスがルールに従って正しく作成
しているかという内部統制監査を本当に厳格にチェックしているのだろうか?

実績のキャッシュ・フロー計算書は会計学の複式簿記により作成した2期間の
貸借対照表の増減差額をCF科目に組み替えれば、正しい実績キャッシュ・フロー
計算書が作成できる。

一方、予算作成については会計学のような学問体系がなく、ほとんどの会社が
EXCELでPL科目ごとのの予算額を集計している。すなわち「単式簿記」である。
従って、正しい予算貸借対照表は作成されていない。

ルールがなく、属人的なEXCEL作業でアバウトな予算貸借対照表や予算キャッシュ
フロー計算書を作成しているとしたら、のれんの監査もいい加減なものと
投資家は判断するのではないだろうか?

例えば、決算説明会などで、監査KAMの内容に基づいて投資家から上記の質問を
受けた時に合理的な説明が出来ない場合は、投資家は財務諸表の信頼性がないと
判断し、投資対象外となり、流動株式時価総額が下がる潜在的リスクがあると
考える。

将来キャッシュ・フローの合理的なルールと正しい予算BS・予算CFを作成する
システム基盤の構築が必要なのではないだろうか?




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フェイスブックグループ
予算会計を学ぶを開設しました。
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【概要】
上場会社のメーカーの予算システム化の経験を参考に、
予算作成、予実管理、着地予想、月次CF予算・着地予想化について
解説・意見交換。
前提:財管不一致・二次フェーズでCF予算

第1回.お客様の要望
第2回.ゴールの形を決める
第3回.組織階層マスタ定義(その1)「集計組織」と「入力組織」
第4回. 組織階層マスタ定義(その2)予算組織の区分定義
第5回.コストセンターのプロフィットセンター化(その1)製造部門
第6回.コストセンターのプロフィットセンター化(その2)管理部門
   【論点】 社内サービス収益の決め方
   【考察】 残業削減との関係
第7回.組織変更の考察(その1)_下期期首より部門新設の場合 
第8回.組織変更の考察(その2)_下期期首より部門廃止の場合 
第9回 組織変更の考察(その3) 下期期首の事業範囲同一で
部門新設の場合
第10回 組織変更の考察(その4)
ケース4-1(事業範囲同一):単純並列型_部門統合
第11回 組織変更の考察(その5)
ケース4-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門統合
第12回 組織変更の考察(その6)
ケース4-3(事業範囲同一):組織横断型_部門統合
第13回 組織変更の考察(その7)
 ケース5-1(事業範囲同一):単純並列型_部門分割
第14回 組織変更の考察(その8)
 ケース5-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門分割
第15回 組織変更の考察(その9)
 ケース5-3(事業範囲同一):組織横断型_部門分割
第16回 組織変更の考察(その10)
ケース6(事業範囲同一)
:部門廃止による複数部門への継承
第17回 「 配賦仕訳と配賦調整組織の関係 」
第18回 「 組織階層マスタと連結予算の関係」
第19回「任意区分階層と予実管理の関係」
第20回予算入力画面研究1「卸売業(販売計画・購買計画)」
第21回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その1)」
第22回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その2)」
第23回予算入力画面研究3-1
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その1)」
第24回予算入力画面研究3-2
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その2)」


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20210302(火曜日)ブログ予算会計を学ぶ 第2230回 「火曜日テーマ:『企業予算編成マニュアル』解説」


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本日のINDEX
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1.「火曜日テーマ:『企業予算編成マニュアル』
(清文社<共著>・4回増刷・絶版)解説」

<曜日別配信内容>

月曜日:予算会計クイズ 
火曜日:『企業予算編成マニュアル』解説
水曜日:業績予想の修正理由一覧
木曜日:予算実務知識Q&A【予算会計学】
金曜日:予算実務のポイント


2.編集後記  

ほっと川柳

「 歳のせい?
  転倒虫の
   サンバかな  」


人生には、上り坂、下り坂の他に
「まさか」がある。

3月1日(月曜日) 幡ヶ谷で打合せの後、
タクシーを拾おうと思って、三車線の真ん中を走っていた
タクシーを通り過ぎた。

よく見ると、先の信号で左車線に移動して点滅している。
信号が青になる前に乗ろうと思って走った。

・・・編集後記・・・

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1.「火曜日テーマ:『企業予算編成マニュアル』解説」
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《販売部門予算編成プロセス》
 略
《製造部門予算編成プロセス》

《管理部門予算編成プロセス》

「管理部門予算書:管理部門予算編成方針」(帳票)
「管理部門予算書:管理部門予算編成スケジュール表」(帳票)
「設備投資・処分等申請書」(帳票)
「次期人事異動等申請書」(帳票)
「人件費計画表」(帳票)
「固定資産兼減価償却費計画表(NO.1)」(帳票)
「固定資産兼減価償却費計画表(NO.2)」(帳票)
「部門共通費配賦表」(帳票)
「管理部門間接管理費予算表」(帳票)
「管理部門予算書:部門個別管理費予算表」(帳票)
「管理部門予算書:借入金計画表」(帳票)
「管理部門予算書:資金運用計画表」(帳票)
「管理部門予算書:営業外損益予算表」(帳票)
「管理部門予算書:特別損益予算表」(帳票)
「管理部門予算書:税金等予算表(その1)」(帳票)
「管理部門予算書:税金等予算表(その2)」(帳票)
「管理部門予算書(管理部門損益計算書)」(帳票)
「月次管理部門予算書(月次管理部門損益計算書)」(帳票)
「管理部門資金収支計画書:人件費支払計画表」(帳票)


「管理部門資金収支計画書:剰余金等支出計画表」(帳票)

 「企業予算編成マニュアル」<共著>(清文社)のP253~255の
  資金計画の編成プロセス「管理部門資金予算編成プロセス
  :2. 剰余金等支出計画表」について見てみよう。

注:現在、同書の在庫はありません。

 このメルマガで内容を説明して行きます。
(21年前の出筆なので、多少アレンジします。)


【作成の目的】

 当期剰余金処分方針に基づいて、剰余金処分項目としての配当金が
どの月にいくら支出されるかを明らかにするために、
「剰余金処分等支払計画表」が作成される。

【ポイント】

(1) 当期の剰余金処分の次期配当支出の支出時期を
  十分に把握する。

(2) 当期の剰余金処分の社外流出分予算額について、原則として
  当期の定時株主総会の翌月(設例)に、下記会計処理に基づいて
  配当支出額を記入する。

 <例>

6月(定時株主総会開催の月)

(繰越利益剰余金)     ××円
          / (未払配当金)      ××円
            

7月(定時株主総会開催の翌月)

(未払配当金)      ××円
          / (現金・預金)      ××円
            (預り金<源泉所得税>  ××円


8月

(預り金<源泉所得税>  ××円/ (現金・預金) ××円


 設例においては、簡素化の観点より、配当金、の支出時期に
源泉税も支出がなされるとして作成されている。

(3) 次期に中間配当がある場合には、下記会計処理に基づいて中間配当
 支出額を記入する。

<例>

12月 取締役会決議・中間配当支払

(繰越利益剰余金)    ××円
          /(未払中間配当金)    ××円

(未払中間配当金)    ××円
          / (現金・預金)      ××円
            (預り金<源泉所得税>  ××円

翌1月

(預り金<源泉所得税>  ××円/ (現金・預金) ××円


<例>

「剰余金等支払計画表」


【科目】「配当金」
 【内容】「略」
 【次期発生額】「15,000千円」…(1)「当期剰余金処分方針」より
 【決済条件】「7月支払」…(2)
 【当期末未払残高】「-千円」…(3)
 【7月支払額】「15,000千円」…(4)
 【次期累計】 「15,000千円」…(5)<(2)及び(4)と一致>
 【次期末未払残高】「-千円」…(6)

【科目】「中間配当金」
 【内容】「略」
 【次期発生額】「-千円」…(7)「次期予算編成方針」より
 【決済条件】「12月支払」…(8)
 【当期末未払残高】「-千円」…(9)
 【12月支払額】「-千円」…(10)
 【次期累計】 「-千円」…(11)<(8)及び(10)と一致>
 【次期末未払残高】「-千円」…(12)


【科目】「計」
 【当期末未払残高】(3)+(9)=「-千円」…(13)
 【7月・12月支払額】(4)15,000千円+(10)- 千円
                  =「15,000千円」…(14)
 【次期累計】(5)15,000千円+(11)-円
                  =「15,000千円」…(15)
 【次期末未払残高】(6)+(12)=「-千円」…(16)


→「管理部門資金収支計画書」へ転記する。


[コメント]

(1) 設例では6月末を定時株主総会としているので、配当支払が翌月と
  なっているが、定時株主総会の翌営業日が6月の場合には、6月に
  配当支払がなされる場合が多いと考える。

(2) 上場会社の場合は、当期の配当、次期の中間配当(四半期配当)が
 業績予想として取引所向けに公表されるので、整合性を確保する。

(3)配当金の剰余金の処分は、次期ではなく、当期の剰余金
  処分方針による。中間配当は、次期の剰余金処分方針による。


 予算会計メルマガ読者は、「管理部門資金収支計画書:剰余金等支出計画表」(帳票)
を含む予算帳票(EXCEL)をダウンロードできます。
(役員賞与については2000年当時の剰余金処分として扱われている<数値の整合性より>)



~続く~


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.「編集後記」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


ほっと川柳

「 歳のせい?
  転倒虫の
   サンバかな  」


人生には、上り坂、下り坂の他に
「まさか」がある。

3月1日(月曜日) 幡ヶ谷で打合せの後、
タクシーを拾おうと思って、三車線の真ん中を走っていた
タクシーを通り過ぎた。

よく見ると、先の信号で左車線に移動して点滅している。
信号が青になる前に乗ろうと思って走った。

信号機回ってタクシーに向かおうとした瞬間
ドタンと転倒して、右ひじに強烈な痛みが走った。
段差に気づかずに転倒してしまったのでは。
すぐに立ち上がって、タクシーに乗った。

ふと、悪夢がよみがえった。

2019年の秋、プールで泳ごうと思い、
246線沿いの歩道をスマホで音楽を聴きながら
早歩きをしていた。

突然2・3メートル吹っ飛んだ。
大転倒だ。

アスファルトが盛り上がった所に乗って
バランスを崩して転倒したのだ。

もちろんプールは中止で、家に帰って
シップしていたが、はれが凄かった。

翌日整形外科に行ったら、診断結果は
「足首の外側の骨の骨折」で
ギブス生活が2カ月以上続いた。

「また、骨折か?」

その為、3月2日のメールを書くことが出来なかった。


翌日の3月2日(火)は
胃と腸の内視鏡検査だった。

右手はほとんど動かすことが出来ない。

ただ、ハレはない。

変な話だが、トイレに20回ぐらい往復するうちに

少し右手が動くようになった。

これは骨折ではないのではないかという希望の
光が差した。

夜、帰宅して、受信メールの確認をし、返信対応する
のが精一杯だった。

そういう訳で1日遅れの本日のメルマガ配信となった。

「60歳過ぎたら、走っちゃダメだな~」という教訓を
あらためてかみしめた。(笑)

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予算作成、予実管理、着地予想、月次CF予算・着地予想化について
解説・意見交換。
前提:財管不一致・二次フェーズでCF予算

第1回.お客様の要望
第2回.ゴールの形を決める
第3回.組織階層マスタ定義(その1)「集計組織」と「入力組織」
第4回. 組織階層マスタ定義(その2)予算組織の区分定義
第5回.コストセンターのプロフィットセンター化(その1)製造部門
第6回.コストセンターのプロフィットセンター化(その2)管理部門
   【論点】 社内サービス収益の決め方
   【考察】 残業削減との関係
第7回.組織変更の考察(その1)_下期期首より部門新設の場合 
第8回.組織変更の考察(その2)_下期期首より部門廃止の場合 
第9回 組織変更の考察(その3) 下期期首の事業範囲同一で
部門新設の場合
第10回 組織変更の考察(その4)
ケース4-1(事業範囲同一):単純並列型_部門統合
第11回 組織変更の考察(その5)
ケース4-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門統合
第12回 組織変更の考察(その6)
ケース4-3(事業範囲同一):組織横断型_部門統合
第13回 組織変更の考察(その7)
 ケース5-1(事業範囲同一):単純並列型_部門分割
第14回 組織変更の考察(その8)
 ケース5-2(事業範囲同一):単純垂直型_部門分割
第15回 組織変更の考察(その9)
 ケース5-3(事業範囲同一):組織横断型_部門分割
第16回 組織変更の考察(その10)
ケース6(事業範囲同一)
:部門廃止による複数部門への継承
第17回 「 配賦仕訳と配賦調整組織の関係 」
第18回 「 組織階層マスタと連結予算の関係」
第19回「任意区分階層と予実管理の関係」
第20回予算入力画面研究1「卸売業(販売計画・購買計画)」
第21回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その1)」
第22回予算入力画面研究2「製造業(販売計画・生産計画その2)」
第23回予算入力画面研究3-1
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その1)」
第24回予算入力画面研究3-2
「製造業(個別受注型_粗利益予算&製造費用予算_その2)」


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プロフィール

公認会計士・税理士 児玉厚

Author:公認会計士・税理士 児玉厚
-----------------------------------

はじめまして、児玉厚と申します。

私は、「予算会計」という新たな学問分野があっても良いのではないかと思っています。みなさんと一緒に、良い意味での「キャッチボール」をしながら、「予算会計」という分野を創っていければと思っています。


【自己紹介】
児 玉 厚(公認会計士・税理士)

<略歴> 

商社財務部の経理マン、
    監査法人の会計監査人、
         そして企業経営者に



昭和57年埼玉大学経済学部卒業。

神鋼商事㈱財務部、東陽監査法人を経て、
ゼロから起業を決意し、現在は、(株)スリー
・シー・コンサルティング
 代表取締役。


「決算報告エクスプレス・宝決算Ⅹプレス
(開示決算自動化システム)」<特許取得>

どれかひとつの立場に偏らず、全てを歩んできたからこそ見出すことができた「本質」を、みなさんにお伝えし、共有し、新しい時代における経理部の形、会計の世界を創造したいと真剣に考えています。


<主要著書>
『会社法決算書完全作成ガイド』
『開示決算ガイドブック』
『企業予算編成マニュアル』(清文社)
『有価証券報告書完全作成ガイド』(清文社)
『予算会計』(清文社)
 NEW!『<改定増補>予算会計』(清文社)

お知らせ
▼連載のお知らせ(11/2~)
税務研究会の「経営財務」にて3週連載します
 『キャッシュ・フロー予算制度構築』
第1回 損益予算からキャッシュ・フロー予算へ
第2回 キャッシュ・フロー予算の理解
第3回 キャッシュ・フロー予算制度構築の実務的ポイント
▼新刊発売のお知らせ
『<改定増補>予算会計』
キャッシュフロー予算作成プロセスの全体像が理解できる!
企業における目標管理の構築、実績の適正性を担保するために重要な財務諸表の作成手順を具体的に解説
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